本当の進路指導で教えなければならないこと 3選
今回のテーマは、「進路指導」です。
これから時代の伴い、学校が生徒達に対して本当に伝えなければならない「進路指導3選」になります。
進学や就職に対しての進路指導は、あくまで今回の記事を行った上でしなければ全く意味がありません。
なぜなら、進路指導はやっつけ仕事ではなく、生徒達1人ひとりの幸せを実現させるために行う必要があるからです。
一風変わった内容になりますが、最後までお付き合いください。
まず、本題に入る前に説明しておくことがあります。
それが、「1日の過ごし方」です。
そして、この1日の過ごし方は大きく「3つに分類」されます。(1日を3分の1に分けている)
それらが、「睡眠」、「趣味」、「仕事」です。今回はこの3つの観点から進路指導を解説していきます。
1つ目は、「睡眠」です。
睡眠はもっとも重要な要素です。質の良い睡眠をすることによって、人生は豊かになります。健康な肉体と精神を維持するには欠かせない時間です。
睡眠の質が、自身のパフォーマンスを左右すると言っても過言ではないのです。
だから、眠ることに対して妥協をしてはいけないのです。
寝具関係のものに、投資をすることによって、より人生を生産的なものにしていけるのです。
言い換えれば、良質な睡眠こそが幸福な人生をもたらしてくれるのです。
生徒達に眠ることを妥協してはいけないことを伝えてください。
2つ目は、「趣味」です。
自分が心から楽しめる何かをもつことも人生において幸福を左右します。
特に今の現代はそれが顕著です。
情報を発信することができる世の中で、自分の好きなこと積極的にアピールしていかないことは、逆に損なのです。
そういった行動をすることで、新たなつながりができたり、誰かしらに勇気を与えたり、仲間ができるチャンスにもなりうるのです。
そして、それらがいつか自分自身を救ってくれることもまたありえるのです。
例えば、自分の趣味を情報発信することで、それが副業となり収益になることも考えられます。
また、大切な人と過ごすかけがえのない時間(思い出)にもなります。
人生において、そのような時間がないと死に際になって後悔することになります。
だからこそ、自分の大好きなことをやっていける時代に、何もしないことは避けてほしいです。
追記
趣味を無理に見つける必要はありません。
自分の空いた時間にリラックスできることが大切なのです。
最後に「仕事」です。
ここで言いたいことは、「辛かったらすぐに逃げろ」です。
いまだに、「仕事は辛いもの」とか「耐えて行う」とか、意味のわからない先入観に縛られてる人がいるのです。
仕事は人生の3分の1の中で、「お金」が絡んでくるので、勇気をもって退職をすることも難しいですし、「必死にやること」を美徳にしている悪しき風習もまだあります。
はっきり言います。
「そんな人を傷つける陰湿な行為はやめなさい」
仕事は、耐える必要もなければ、辛ければすぐに辞めていい。
大事なのは自分の「健全なる精神と肉体」です。
無理をすること嫌なことに耐えて必死になることは、「大事なことではない」です。
だから、生徒達に心から伝えてほしいです。
「辛かったら逃げろ。耐える必要はない。健全なうちにすぐ辞めなさい。恥でもなんでもない。新たな幕開けの準備に必死になればいい」と‥
何より皮肉なのは、今の時代は耐えなくても好きなことをやっていれば、それで情報発信を止めなければ、「成功する」こともあり得るのです。
時代の変化に伴った働き方があります。だからこそ、今に見合った生き方を伝えていくことが私達の仕事なのです。
それができなければ私達教員の価値はないも当然なのです。
まとめ
これら3つ、実は、大きく深い関わりがあります。
それは、どれも欠けてはいけないのです。
例えば、睡眠の質が低下すると、良きプライベート過ごせなかったり、仕事を効率良くこなすことができなくなります。
仮に睡眠が良く取れていても、「趣味」が欠けることで、せっかくのプライベートをだらだら過ごすことになり、後悔をする人生になってしまいます。
つまり、進路指導をする上でまず重要なのが、今回紹介した3つをバランスよく行っていくことなのです。
それが分からず、ただ単に進学・就職をさせても生徒のためにはなりません。
なぜなら、進路指導で最も大切なのは、「時間の使い方」だからです。
進学や就職に固執してはいけないのです。あくまで、私達はそれらの手続きに協力するだけなのです。それ事態は、進路指導の一部に過ぎないのです。
私達が行うべき進路指導は、その先の世界を教えることにあるのです。
だから、生きていく上で重要になってくることや大切にすべきことやものを、しっかり伝え進学・就職後も、生徒達が自分の考えをもって生きていけるようにしなければならないのです。
最後に
「別に全然進路指導と関係ないじゃん」と思った方。
そうかもしれません。
私としては、視野を広げて進路指導を捉えてほしかっただけになります。
正直、進学・就職だけが進路指導というのが個人的にしっくりこないので今回記事を挙げることにしました。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。