今回のテーマ、「勉強」です。
タイトル：成績や進学のための勉強ではない
以下内容
みなさんは日頃から勉強をしていますが、その目的は何でしょうか？今回は進路について交えて話をしていきます。中学校卒業後の進路として、進学を考えている人が大半でしょう。では、進学する理由を明確に答えられますか？いざ、聞かれると答えられないものです。進学をする理由は、人によって異なりますし、これと言った答えはありません。ですが、少なからず共通することがあります。例えば、自分の将来の夢を叶えるために、学校に通い勉強をする必要があります。資格が必要であったり、その分野での専門性の高い勉強をする必要があるはずです。もちろん、進学が必ずしもしなければ習いわけではありません。今は自分でたくさんの情報を集め、勉強できる時代でもありますから、進学先で無駄な勉強を省き、自身で必要な内容だけすることもできます。
ここで押さえてほしいことは、「勉強は人生の選択肢を広げる」ということです。たくさんのことを知っていれば、その分だけ生きる上での進路が増えます。一方で勉強が足りていないと、選択肢を広げることは困難でしょう。だからこそ、勉強をしなければならないのです。選択肢が増えることは、人生の自由度が増すことに繋がり、ゆくゆくはそれが自分の幸せになることなのです。だから、勉強は進学のためにするわけでもなければ、よい成績をとるわけでもなければ、偏差値の高い学校に行くためでもないのです。もし、上記のことが必要になるのであれば、それは自分の夢や人生を豊かにするために必要な「手段」でしかないのです。そこを履き違えてしまうと、いくら勉強をして良い成績ととったり進学校に行き卒業できたとしても、自分本当の意味での夢を実現したとは言い切れなくなってしまうのです。
私が常々思うことは、勉強だけができれば良いと考えないでほしいことです。その勉強を将来どのように他者貢献のために生かせるのか、そこも一緒に考え日々励んでほしいのです。みなさんが今、学校で勉強していることは決して無駄にはなりません。長い人生で必ず生きてくることがあるのです。特に、勉強に力を入れた人ほどそれを実感することとなるでしょう。それが、実感できれば他者貢献につなげられる日もそう遠くはなくなります。是非、幸せな人生を送るためにも日々の精進を大切にしてほしいものです。
