Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 貧困とは何か?

今回のテーマは、「貧困」です。

はじめに

 こちらも前回、同様にお金の話が絡んできます。結論、お金よりももっと大事なことが貧困に関係していることをお伝えしたいです。この貧困についてもしっかり理解していないと幸せになることはできません。果たして何が貧困たらしめているのか、そして本当の裕福とは何かを理解いただきたいです。

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貧困の正体は自分自身の心そのもの‥心に栄養を与え続けよう

タイトル:貧困の正体はお金にあらず、正体は自分の心そのもの!

以下内容

 みなさんは、今から説明する2人のどちらが貧困に思えるか考えてみてください。Aさんは、年収1000万円を稼いでいて、一軒家に住み高級車を持っています。Bさんは年収200万で、ボロアパートに住み贅沢品が一切変えない状態です。おそらく、多くの方はBさんを貧困だと判断したのではないでしょうか?私も先入観で、Bさんを貧困だと判断していました。では、なぜBさんを貧困だと判断したのでしょうか?これも予想ですが、年収つまり「お金」に目を向けたのではないでしょうか?恥ずかしい話、以前の私は、「たくさんのお金を持っている人=裕福な人間」だと想っていました。当然その通りなのですが、本当の意味では違います。逆に、「お金がない人=貧困な人間」になるのでしょうか?私は、そう想っていたのですが、全くの勘違いでした。本当の意味での貧困は、「お金の有無」ではないのです。貧困の正体それは、「自分自身の心」なのです。極端な話、年収がいくら低くても幸せに人生を過ごしている人もいます。逆にお金がたくさんあっても充実した人生を送れていない人もいるのです。つまり、貧困を考える上で重要なのは、お金ではなく、「自分自身の心」と向き合うことにあるのです。以下に貧困を考える上での一例を記します。貧困について一緒に考えてみましょう。

 ある企業の社長さんは、今でこそ教育事業の立ち上げに成功しトップクラスの会社を運営をしています。しかし、そうなるまでは自分自身の月収は8万円、年収にすると100万もいかないのです。ですが、その社長さんは自分を不幸とも思わず、貧困とも思わず幸せに生活をしていました。それは、自分の夢を実現させるために毎日毎日、勉強し仲間達と仕事をしていたからです。「お金が無いから」なんてことは考えず、ただただがむしゃらに自分の好きなこと、やりたいことに日々熱中して過ごしていたのです。つまり、年収(お金の執着)が貧困を産み出し、自分自身の心と向き合う(自分が本当にやりたいことや好きなことに打ち込む)ことができれば、それだけで心は裕福になるのです。その社長はずっと、「どうやったら世界中の人に幸せになってもらえるのか」を考え、日々仕事を続けてきました。そして、後から結果がついてきて金銭面でも裕福になれたのです。だから、本当に裕福になるためにはまず、「心が先に裕福」にならなければ、本当の意味での裕福に慣れないのです。よく言われる言葉として、「結果は後からついてくる」というものがあります。まさにその通りなのです。自分が誰かに貢献したい役に立ちたいという思いは、その時は形としてあらわれにくいです。しかし、後から、気がついた時には「思いもよらない良い結果」として自分に返ってくるのです。中には、人を騙したり収益のために人を利用して大きな利益を出しているところもあります。しかし、そういったことをしている人は、本当の意味で裕福にはなれないのです。違う結果として、悪いことが自分に跳ね返ってくることが予想されるのです。だからこそ、裕福になるためには「人のためになること」をすべきなのです。

 そして、自分がお金を手にしてそこで終わりではないのです。その手にしたお金をまた、誰かのために、誰かの幸せのために使うのです。そうすることで、お金は循環し、またその人の元へお金が集まってくるのです。自分が熱中できること、それが人の幸せにつながること、人のためにお金を使うことを繰り返すと、心も懐も裕福になるのです。みなさんも幸せを周囲の人達に分け与えられるように成長し、豊かな人生を歩んでください。

まとめ

 ①貧困とはお金のことではない。

 ②貧困とは自分自身の心の中(お金に対する執着)にある。

 ③自分が熱中し、それが人のためになることができていればそれだけで裕福である。

 ④心が裕福になると後から(金銭面でも)結果がついてくる。

 ⑤お金を人のために使うと、自分の元へお金が返ってくる。

 ⑥自分の心と懐の裕福を循環させることで、自分自身が本当の意味で裕福になれる。

 ⑦また、多くの人を幸せにすることができる。

 

最後に

 今現在後悔していることは、「お金」と「哲学」について勉強してこなかったことです。そして何よりの追い討ちは「本を読まなかったこと」です。最後の20代、これがまだ前半であれば、心にゆとりをもてたのに、30代からの転職で焦りと不安を感じています。心中、人生3分の1のところだから長い目で見て、やっていこうとは思いつつも現実はそうはいかない。経営者の動画を見たり、その人達がおすすめしている本を読んだり、自分に勇気をつけるようにはしている。そして、なんでこんな大事なことにもっと早く気が付けなかったのか、と責めている自分、後悔している自分がいる。

 学校で早いうちからこういったことを教えないと、生徒は幸せになれないと日々感じてしまう。生徒には、生涯において幸せな人生を歩んでほしい。これが私の切実な願いだ。それ以上のことは望まない。だからこそ、学級通信を通して早い段階で、幸せについて考える機会を提供できればと考えている。そして、自分で出した答えに従い、人生を紆余曲折しながら困難を乗り越え、本当の幸せを手に入れてほしいと心のそこから願っている。