Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 小さな成功体験を積む

今回のテーマは、「成功体験を積むこと」です。

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今しかできない挑戦

はじめに

 前回は失敗の話でした。失敗からは「学ぶ」があることをお伝えしたくて話しました。成功体験からは、「自信につながる」話ができればと思いまして取り上げました。

 

タイトル:小さな成功体験を積んでいこう!

以下内容

 前回、失敗に関する話をしました。大事なポイントは、本気で挑戦し、そこから「何を学ぶのか?」ということでした。失敗ばかりしていても、モチベーションは上がりません。逆に自信を失うこともあります。今回は、小さな成功体験をどのように積んでいくかを取り上げていきます。また、成功することで「自信をつける」ことについても説明していきます。

 結論を申しますと、学校生活ほど成功体験を積みやすい場所、適したところはないです。学校生活では、全体朝礼や学年集会、委員会活動及び行事など、様々な場所でアドバイスをいただいたり、学校(学年やクラス)の代表として活躍できる場面があります。まさに、成功体験を積むに適した宝庫と言えます。

 例えば、学年集会で学年の良いところと改善すべき点を取り上げられたとします。

良い例)移動時に静かに集合できる

改善例)集合してから私語が多い

 良い例であれば、それはみなさん自身の強みになりますので、引き続き取り組んでいき自信につなげることができます。逆に改善点であれば、それを次に活かすことができれば良いのです。今回の場合であれば、次の学年集会で集まったときに私語がない、または前回よりも少なくなっている。これができれば、成功と言えますね。つまり、成功と言っても大きな成果ではなく、自分が少しでも良く変わることができれば良いのです。

 私個人としては、委員会活動や学校行事などに積極的に取り組むことが大切だと思っています。例えば、運動会実行委員になったとして最後まで仕事をやり遂げることは、相当な労力になります。自分自信のことに加え、全体に指示を出しまとめたり、本番当日も全体の代表として動かなければなりません。しかし、その経験をするからこそ自分に自信をつけることができるのです。特に、そこで賞状をもらうことができれば最高ですね。ただし、軽はずみに代表になったり、賞状をもらうことが大事なわけではありません。大切なのは、自分が本気でその仕事に取り組むことです。結果は後からついてくるものです。それが、賞状を手にすることであったり、賞が取れずともこの後の人生で役に立つこともあります。まずは本気で挑戦してほしいということです。

 学校生活ほど、たくさんのことに挑戦できて、失敗を重ねることや成功体験を積める場所はそうないです。充実した人生を生きている人ほど、やはり失敗と成功の数は多いです。

 それでは、最後に「なぜ成功体験を積むことが大切なのか」考えてみましょう。少なくとも人生を歩んでいけば、普通に歩いて進める時、立ち止まる時、道が見えなくなる時など、様々な心の変化があります。順調な時は勢いがあって良いのですが、問題なのは、立ち止まった時や道が見えなくなった時です。その時に必要となってくるのが、行動(挑戦)です。ただし、行動には勇気が必要です。その時、みなさんを助けてくれるのが成功体験です。あの時、学校生活でいろいろなことに、挑戦したからやってみよう!例え失敗しても立ち直る方法や改善策は自分で考えることがせきるから挑戦してみよう!このように前向きに考えることができ、自分自身に勇気を与えてくれます。

 失敗や成功をただするのではなく、その先に何があるのか、みなさんには本質を見極める力をつけてほしいのです。だから私はみなさんに、様々なことに挑戦するように伝えています。今しかできないことをすることで、みなさんの人生そのものが豊かなものへと変わります。私は、悔いのない人生ではなく、みんなのためにやって良かった、みんなが喜んでくれて良かったと言えるような人生を送ってほしいと想っています。