Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜大人だろうと子どもだろうと分からない前提で接する〜

今回のテーマは、「指導力」です。

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知らないことを前提に話を進めると指導力は向上する

 教員は知識があります。

 

 自分の知識を基準に授業や生徒指導を進めるとうまくいきにくいです。

 

 ですので、相手は何も知らないを前提に話をしていくことが指導力を高めていきます。

 

 これは大人相手でも子ども相手でも変わりません。

 

 もし、知っていることを前提にできなければ、マウントをとりたい自分がいるのかもしれません。

 

 一方で、勉強が進むにつれて知っていることを前提に話場面も増えますので、その時は復習をしてから話を進めれば問題ありません。

 

 つまり、知っていることが前提の場合は、確認をしてから話を展開していけば良いのです。

 

 自分自身も知らないことが多いわけですから、前提としては知らないことが当たり前、ということを念頭におく必要があるのです。

 

 知っていることはほんの一部を知っているに過ぎず、全体を知っていることにはならないのです。

 

 だから、知らないことは特段恥ずかしいことでもありません。

 

 自分は知らないということがわかっている人は、この先伸びますので指導力を向上させるためにも、その心を忘れないでほしいです。

初任者・若手教員に伝えたいこと〜生徒と遊ぼう〜

今回のテーマは、「指導力」です。

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休み時間や昼休みに生徒と遊ぶことが大切です

 初任者・若手教員は授業準備のやり方や授業の進め方を研鑽していくことがまず大切です。

 

 一方で生徒と遊ぶことも同じくらい大切です。

 

 授業内でも遊びを入れながらやるのもありです。

 

 ただ塩梅があるのでバランスを見ながらやっていく必要があります。

 

 私のおすすめは、休み時間や昼休みの時間を使って生徒を遊ぶことです。

 

 授業以外での生徒の姿を見ることも、授業力を高めるヒントとなります。

 

 ですから、そういった時間を大切にしてほしいです。

 

 何よりいつもいつも仕事のばかりやっていると、頭がかたくなってしまいますから、そういった遊びが大切なのです。

 

 また、生徒と遊ぶことで、生徒からこちらに近寄ってきて、興味を示すようになります。

 

 教科で興味関心をもたせることも大切ですが、自身の人間性に興味をもってもらうことも授業力を高めるポイントなのです。

 

 「頑なに授業をしっかりやる」ということも大切ですが、「遊び」がないとお互い楽しく授業ができないです。

 

 だから、緊張と遊びをうまく使い分けていけるようになるが、授業力を向上させることにもつながります。

 

 それが生徒との信頼関係にも結びつきますので、ぜひ「遊び」を大切にしてください。

初任者・若手教員必見〜教員の理想と現実〜

今回のテーマは、「仕事内容」です。

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理想と現実の違い‥ 優先するのは睡眠 しっかり休むこと

 教員の仕事はやることが多いです。

 

 正直、授業準備どころではないです。

 

 4月に入ってから、始業式があり入学式があり、土曜授業があり、部活の試合がありで、正直結構まいっています。

 

 疲労感が半端ない状態です。

 

 矛盾している話で、やらなくて良い仕事が最優先され、やらなくてはならない仕事が後回しになる現実があります。

 

 そのため授業どころではないです。

 

 特に若い方は仕事が回ってきやすい現状があります。

 

 要領も得ていません。

 

 多難な時もあります。

 

 そんな時は無理をしないで頼れる人を優先して探すのが得策です。

 

 一人で抱え込まないでください。

 

 頼れる先輩教員に甘えられるところは甘えてください。

 

 それが一番ベストです。

 

 そして何よりも早く帰って寝てください。

 

 疲労が溜まっているとますますうまくいきません。

 

 正しい判断ができなくなります。

 

 今私も記事を書いていますが、眠いです。

 

 休養が取れていないとストレスも溜まりやすく、普段では怒らないことでも怒りっぽくなります。

 

 私達の仕事は普段からの関わりが左右される仕事になるので、そこの部分では休養も大切になります。

 

 だから、なるべく睡眠をとり健康に気を使ってください。

初任者・若手教員必見!〜感情的になってはいけない理由〜

今回のテーマは、「指導力」です。

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その感情は誰のためのものか? 自分の心?生徒の心? どちらが優先?

  感情的になってはいけない理由は、「自分の心が優先」だからです。

 

 生徒指導はあくまで、「生徒主体」で考えなければなりません。

 

 だから感情的になってはいけないのです。

 

 ただ、そうは言っても人間ですから時には感情的になることもあります。

 

 その時は反省をして次につなげるしかないです。

 

 私が言いたいのはあくまで、そのことを念頭におき極力生徒主体で生徒指導を行ってほしいと思っているだけです。

 

 例えば、何か問題行動的なことをしたとします。

 

 その時に、こちらの考えだけで指導をしてしまうと、感情的になりやすいです。

 

 どうしてそのようなことになってしまったのか、理由を聞くことが大切です。

 

 ただ、そこには真実でないこともあると思います。

 

 明らかに嘘があるかもしれません。

 

 その時は、「自分に嘘をついてないな」と一言伝えてください。

 

 「人は、他人に嘘をつかない。」

 

 「嘘は、自分自身についている。」

 

 と言ってください。

 

 それだけで良いと私は考えています。

 

 決して誰かを裏切ったりとか、誰かを騙したとかそんなことは言う必要はないと思っています。

 

 そのようなことを言う場合は、しっかりと相手が納得する理由を丁寧に説明するのが良いのです。

 

 大事なのは、「自分自身を傷つけることになる」という事実を伝えることなのです。

 

 だから、「理由を聞くこと」と「誰に嘘をついているか」そこを確認するだけで、生徒主体の指導ができるようになります。

 

 ただ、感情的になることは悪いことではないと判断しています。

 

 生徒を思うからこそ感情的になるのです。

 

 だから、私は感情的になる教員の方がどちらかというと正しいと思っています。

 

 一方でご時世はそうではないです。

 

 そう言った世の中で、真面目に働いている人が損をしてほしくないがために今回の記事を書きました。

 

 そうか参考にしてくれると良いです。

 

 

初任者・若手教員必見〜副担任はチャンスがいっぱい〜

今回のテーマは、「指導力」です。

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副担任は多くを学ぶチャンス! 積極的にクラスに顔を出そう

 私個人の考えですが、副担任を経験してから担任になった方が良いと考えています。

 

 担任業は結構忙しいです。

 

 だから、自分の教科のことがうまく回らないです。

 

 私達は、まず教科指導力を高める必要があるので、そちらに専念することが大切です。

 

 ただ、講師経験があれば話は別です。

 

 また、副担任は多くのクラスを見ることができるので、様々な担任の学級経営や三者面談や保護者会のやり方を学ぶことができます。

 

 ですので、私は担任になるよりも副担任になったら、むしろチャンスだととらえています。

 

 初任で最初から担任をやる方もおりますが、あまり気にする必要はないです。

 

 なぜなら、若手であれば、30年以上働くわけですから、数年の違いは誤差になります。

 

 だから、副担任は逆に差をつける良いチャンスなのです。

 

 教科指導に専念できますし、様々な学級経営を知ることができるので、チャンス以外の何者でもありません。

 

 だから、副担任の人はとにかく多くのクラスに顔を出してください。

 

 朝・終学活を見たり、給食指導に参加したり、学活・総合・道徳に入ったり、やることが多いです。

 

 むしろ、担任よりも副担任の方が大変なのです。

 

 多くのクラスを見れる分、担任のサポートに回らなければならないので、忙しないです。

 

 副担任は担任以上にフットワークの軽さがキーポイントになります。

 

 ですから、フットワークの軽さを身につけることも副担任の仕事なのです。

 

 何より、副担任は立ち回りが大切です。

 

 担任のことを考えて生徒指導をしなければなりませんし、担任を立てながら生徒と接していくので、そのバランスをとることに神経をつかいます。

 

 私は思います。

 

 担任の方がやりやすいと。

 

 自分の考えを生徒にしっかりぶつけることができるので、そこが良いと思っています。

 

 一方で、副担任が変に出しゃばってしまうと、生徒に混乱を与えることになるので言葉や態度を選ばなくてはなりません。

 

 前に出れないからこそ副担任は難しいのです。

 

 だから、副担任であることをチャンスに変えて指導力を高めてください。

初任者・若手教員必見!〜生徒指導で本心を話させるポイント〜

今回のテーマは、「生徒指導」です。

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自分自身にうそつくな! 人を騙すためのウソはない

 生徒指導の際、生徒はウソをつきます。

 

 つかない子もいますが、ウソをつくことを前提にした方が良いです。

 

 ただ、信用をしてはいけない、ということが言いたいわけではありません。

 

 うそつかせないようにもっていくことが大切です。

 

 ある言葉を使うことで、ウソをつかないようになっていきます。

 

 その言葉とは、「自分にウソをつくな」です。

 

 生徒がウソをつくのは、怒られなくて誤魔化したり、その場をやり過ごしたい心理が働く場合が多いです。

 

 だから、その時にこう伝えてあげてください。

 

 「こっちは怒るために指導をしているわけではない」

 

 「ウソは相手をだますものではない」

 

 「ウソをつくことは自分にウソつくことになる」

 

 たったこれだけです。

 

 だから、一通り生徒指導の際に事情を聞いたら、そのご確認をします。

 

 そして確かめます。

 

 「自分にウソをついてないな」と‥

 

 これだけで良いのです。

 

 もし、後でそれが真実ではなかったとしても怒る必要はありません。

 

 それは自分自身にウソついたわけですから。

 

 決してこちらを裏切ったわけではないので。

 

 ただ、一言は伝えるべきです。

 

 「これからも自分にウソをつき続けるのか」と‥

 

 生徒指導はこちらの承認欲求を満たすためのものではありません。

 

 生徒の心を育むものです。

 

 だから、そこを理解した上で生徒指導にあたってほしいです。

初任者・若手教員必見!〜読書で指導力アップ〜

今回のテーマは、「指導力」です。

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寝る前に1分を読書をするだけで1年後の指導力が変わります

 本はたくさん読んでおきましょう。

 

 ただ単に読むのではなく思考します。

 

 本を読む量やスピードはあまり気にしないでください。

 

 思考することが大切です。

 

 この思考を行わなければ、指導力は向上しません。

 

 読書で身につける大切なことは、「本質」です。

 

 「本質」とは、「目に見えない」ことを指します。

 

 これを身につけないと指導力は向上しないのです。

 

 例えば、生徒と信頼関係を築く大切なポイントは、日頃のコミュニケーションです。

 

 何気ない会話の中に、生徒を思いやる言葉を返さなければ信頼関係は築けません。

 

 こういった目に見えないことが、本質なのです。

 

 本質を見極めるためには、読書が一番最適です。

 

 なぜなら思考するからです。

 

 例えば、本を読まない人は「遅刻=悪い」ととらえます。

 

 一方で読書をしているは、「どうしてその子が遅刻をしたのか」を考えます。

 

 つまり自分の常識だけではからず、相手の立場になり考えることが本質を見極める重要な要素なのです。

 

 だから生徒が問題行動を起こした時に、一方的に怒る教員は本質を見極めていないですし、本を日頃から読んでいない人と判断して良いでしょう。

 

 そうではなく「人間としての心を育てる」のが、私達の仕事なので生徒目線で話せるよう本を読んで、本質を見極める力をつけてほしいです。

 

 そこまで難しくはありません。

 

 就寝前に1分で良いですし、読むものもなんでも構いませんから読書の習慣をつけてください。

 

 1年後に結構成長していることが分かります。