学級通信 無駄な時間とは何か？
今回のテーマは、「時間の使い方」です。
はじめに
子どもの頃は、無限に時間があるように思えました。大学生になっても時間はまだまだあるのかな‥なんて思っていたら、あっという間に社会人になっていました。働き始めてからは、尋常じゃないストレスの下で働き、日々悩みを抱えるようになっていました。学生の頃には、考えられない話です。今回は、人生において「一番無駄な時間」について書いていきます。
タイトル：人生において無駄な時間とは何か知っていますか？
以下内容
みなさんは、日々の学校生活で時間の流れを感じていますか？私もみなさんと同じく学生の時代がありました。正直言ってあまり、時間の流れは意識していませんでした。気がついたら、社会人になって働くようになっていました。今回は、「時間」をテーマに話をしていきます。
ここでお伝えしたいことは、「無駄な時間」を知ることです。無駄な時間とは何でしょうか？ダラダラ過ごすことでしょうか。勉強をせずに遊ぶことでしょうか。実はどれも無駄な時間ではありません。一番無駄な時間というのは、「悩んでいる時間」です。これが人生において最も無駄な時間だと私は考えています。なぜ、悩む時間が無駄なのでしょうか？みなさんは自分なりの答えを出せますか？
端的に言ってしまうと、成功している人ほど悩む時間が短いのです。そして、成果を出しにくい人は悩む時間が多い傾向にあります。もっと言ってしまうと、ただ悩んでいるだけなのです。それでは両者の違いを明らかにしてしていきましょう。
まず、成功をしている人は悩む時間が少ないです。なぜ、あまり悩まないのでしょうか？それは、「悩んでいても問題は解決しない」ということがわかっているからです。悩む時間があるなら、「行動」をして問題解決につなげます。当然、行動したからといってすぐに問題が解決できるわけでもありません。簡単にまとめると「行動しながら考えている」のです。これが一番のポイントになります。そして、ふとした瞬間に、問題は解決し、成果を出すことに成功しているのです。
一方で、成果を出しにくい傾向にある人は、「悩んでいるだけで行動をしていない」のです。だから、いつまで経っても成果が出ないのです。乱暴に言ってしまうと、「悩むことが目的」であり、「問題解決は目的になっていない」のです。そして、これは無意識でやっているのですね。これでは、いくら時間があっても前進できないのです。
ただ、大半の人間は悲しいことに後者へ分類されるのです。なぜ、行動すれば問題が解決できるのに、それを実行しないのでしょうか。厳密に言うと、わかってはいるけど行動にうつせないんですね、ほとんどの人が‥答えは簡単で、大体は「失敗するのが怖い」なんですね。また、行動した先がどうなるのかわからないので、事態をこれ以上悪化させるよりも「現状維持」を考えてしまうのです、本能的に。だから、みんな行動にうつすことができず、そこで立ち止まってしまうのです。
そこで、みなさんに考えてほしいです。
嫌なことに対して我慢をし人生を過ごすのか
嫌なことから解消されるために行動を起こして幸せな人生を送るのか
どちらを選択したほうが豊かな生活になるのでしょうか。当然、この２つ意外にもたくさんの答えがありますので、一概にはいえませんが‥
ただ私が言いたいことは、「とにかく行動し続ける人生」と「失敗を恐れ行動しない人生」どちらが本当に幸せに生きていけるのか、それだけを考え、みなさんなりの答えを出してほしいのです。
当たり前ではありますが、自分自身の人生を変えてくれるのは誰でしょうか。これは一択で「自分自身」です。よく、「あの人との出会いがあったから、言葉があったから、今の自分があり幸せなんだ。」と言う言葉を耳にします。大きな勘違いです。他人との出会いや言葉なんてのは、「ただのきっかけ」に過ぎないのです。本当に変われるかどうかは、「本人の努力」に尽きるのです。その努力が認められることで、周りが力になってくれたり、自分自身に関心を向けてくれ成功につなげてくれるのです。
話が外れてしまいましたが、人生において無駄な時間というのは、「行動せずにただ悩んでいるだけの時間」です。正直、その日に徹底的にだらける、心の底から楽しんで遊びに費やす、という自分の真っ直ぐな気持ちや真剣な気持ちがあれば、それは決して無駄な時間にはならないのです。むしろ、そうすることで閃くこともあるのです。だからこそ、悩む時間を作るぐらいなら「自分自身が納得する時間の使い方や行動をする時間」に割けば人生は良くなっていきます。
