初任者・若手教員必見!〜良い学校の正体とはたったこれだけ〜
今回のテーマは、「職場環境」です。
良い職場の条件とは、教員間で連携できる、上司が寄り添ってくれる、感情的になる教員が少ないなど、教員が生徒のことを想っている、など様々なものが挙げられます。
ただこれは全て、働く上で、お金をもらう上でやって当然のこと、要はプロとして当たり前のことなのです。
私がつい最近感じた、良い職場の条件はズバリ
「生徒が教員のことを好いている」 です。
これに尽きると感じるようになりました。
離任式で、生徒が「私達の好きな先生がいなくなる」と発言を聞き、本当に良い職場だと思いました。
また、日頃の学校生活でも積極的に生徒が、先生にコミュニケーションを取ったり、甘えている(ハグしようとする)場面があり、本当に生徒は先生のことを好きなんだなと思いました。
見ていて微笑ましく思い、私としても幸せな職場で働いていることが分かりました。
生徒から好かれるために行うことは、媚を売ることではありません。
日頃から休み時間にコミュニケーションを取ったり、あいさつを交わしたり、自分の教科を楽しく教えたり、当たり前のことをやっていれば良いのです。
そうすれば、自然と生徒も寄ってきます。
私としては、無理にむすっとした顔をする必要はないと思っています。
それがその人のそもそもの素であれば別です。
心掛けてほしいのは「笑顔」です。
これを行うだけで、生徒も距離を近づけてくれます。
ただし、注意する場面では注意することも大切なので、ここのバランスが大切です。
とりあえず色々試して程よい距離感を保ってください。
私もいつもここで悩んでいますから。
初任者・若手教員必見!〜生徒指導は怒る必要がない 認めるだけ〜
今回のテーマは、「生徒指導」です。
基本的に生徒指導は怒る必要がないです。
怒るとしても、命に関わることや人権に関することになります。
それ以外は怒る必要がないです。
生徒指導で怒ることを主軸にすると、生徒は「怒られないこと」を意識します。
その結果、つかなくても良いウソをつくようになりマイナスの方にいきます。
だから、生徒がミスをしてもまずは、自分の過ちを認めたこと認めてあげることが良いです。
そして、次からどうしなければならないのか、具体的な手立てを教えていきながら、次につなげてあげれば良いのです。
かつ、生徒指導の際に多角的に教えてあげられることが良いです。
例えば、生徒が不正行為をして怒られた場合、ただ、テストの点数が0点になる、で終わらせません。
不正行為は自分を裏切る行為であったり、他人や自分を傷つける行為であったりと、ただ単に勉強でやってはいけない行為、だけで終わらせないようにします。
加えて、生徒にもよりますが、考えさせてあげると良いです。
自分の言葉で言うこと、自分の頭で考えることが大切です。
そして、最後には今回話した生徒指導の重要なところを振り返らせると良いです。
教員側に押さえておいてほしいことは、「生徒はまたすぐに失敗すること」です。
昨日の今日で仮に問題行動を起こしたとしても、そこで怒るのはもったいないです。
まずは話を聞いていき、冷静に生徒指導ができることが望ましいです。
私はこれで失敗をしたので、みなさんは気をつけてください。
初任者・若手教員必見〜仕事ができる教員だと思われる裏技〜
今回のテーマは、「仕事」です。
仕事ができると思わせる方法は、「こまめに報連相をする」です。
また、そこに「自分の考えを伝える」があれば完璧です。
注意することは、「報連相のタイミングや回数」です。
人によっては、細か過ぎてもストレスになりますし、かと言って終わってから一気に報告をするなど嫌う人もいます。
その人の適性を見ながら、報連相を実施してください。
なおやってはいけにないこととして、「自分の考えがないこと」です。
相談するときに「どうすればいいですか」だけでは、相手の時間を奪うことになり、ストレスを与えることになります。
必ず、自分の考えを伝えてからアドバイスをもらうようにしてください。
プランが複数ある時は、全てを伝え、その中で一番自分が行いたいものを最後に伝えます。
それで問題ないです。
かつ、報告は手短に伝えることがベストです。
長く伝えるのは後で良いです。
いつ、どこで、何が起きたのか、誰が関わっているのか、それを必ず手短に伝えます。
そうすれば、学年主任などがどのように対応をするか指示を出しますので、その通りに動いて対応にあたるだけです。
ここまでをまとめると
「日頃からコミュニケーションをとる」
これが、相手に仕事ができる人間だと思わせる裏技になるのです。
なお、自分の弱いところを見せると良いです。
弱いところというのは、「困っていることや悩んでいること」、そこを打ち明けるとより、コミュニケーションがとりやすくなります。
我々教員はお節介なところがありますから、色々アドバイスをもらえます。
それを毎日繰り返して、仕事を覚えていってください。
初任者・若手教員必見!〜生徒に対しても大人に対しても責任を押し付けない〜
今回のテーマは、「責任」です。
誰でも失敗します。
だから、決して人を責めることはやめましょう。
何よりそれをやっていると働きにくくなります。
それに大人と生徒、両方から信頼を無くします。
だから、誰かを責めるのは止めましょう。
自分の中で反省し、次にミスをしないように努めるのが一番平和に解決する方法です。
そして、人を責めないことは後々自分を救うことになります。
自分もミスをするわけですから、誰かを責めるだけ無駄なのです。
自分のミスを誰かがカバーしていることもあります。
だから、失敗に関しては自分にも相手に対しても寛容になった方が良いです。
「自分もミスをするから、その時は助けてね」と一言言えればそれで良いのです。
「お互いにカバーし合いながらやっていこうね」で良いのです。
だから、失敗に対して気楽に考えてください。
ただし、命や人権に関することは別です。
後でいくらでも取り返しがつくものは反省して自分の指導力に変えてください。
なお、同じ失敗を何回もするのは良くないです。
お互いが過ごしやすい職場であるためにも、失敗に対する価値観をしっかり考えていく必要があります。
初任者・若手教員必見!〜無能になってしまうたった1つの行動〜
今回のテーマは、「指導力」です。
優秀な人は分からないことに対して、「分からない」と返答できます。
一方で、無能な人はそれが言えず、また知ったかぶりをしてしまいます。
ですから、分からないことは分からないと言ってしまいましょう。
かつ、この時に2つのポイントがあります。
まず一つ目は、「すぐに返答にすること」です。
時間をかけてしまうと、相手の時間を奪いますしストレスを与えてしまいます。
すぐに分かるか、分からないか返答します。
2つ目は、「分からない理由を伝えること」です。
ただ、分からないと伝えることはよくありません。
単語の意味が分からないのか、説明自体が分からないのか、そこしっかり伝えてください。
そこをうまく伝えないと、これも相手の時間を奪いストレスを与えます。
なお、気をつけてほしいことが1つあります。
それは、分からないことを聞いた場合、それをしっかり自分の中に定着させることです。
何回も同じことを聞いていると、それも相手の時間を奪ったり自身の信用を失うことにつなげてしまいます。
だから、分からなかったことを教えてくれた場合は、その場で理解をするようにしてください。
もし、一回での理解が厳しければ、できるところまで説明したり行っておき聞くことが良いです。
職場で貢献するためにも、分からないことを積極的に言えるようにしてほしいです。
また分からないことを自分から聞きに行けると良いです。
なお、それで知らないことに対してマウントをとってくる人とは、関わらないこととスルーをするしかありませんので注意してください。
くれぐれも反応しすぎることを避けてください。
初任者・若手教員必見!〜生活の乱れは危険サイン〜
今回のテーマは、「ストレス」です。
この2点が当てはまったら、注意してください。
ストレスが溜まっているサインになります。
まず1つ目は、「部屋が散らかっている」です。
部屋が以前よりも汚くなっている場合は、ストレスが溜まっている証拠です。
整理整頓をするだけでもストレス発散になりますので、今すぐ行ってください。
また、片付けをすることで気持ちや頭の中も整理されますので、最優先して行うべき事項です。
これで片付けができないと相当ストレスが溜まっていることになります。
要注意です。
片付けを後回しにして何か、ストレス発散できるものに取り組むのもありです。
2つ目は、「食生活の乱れ」です。
ストレスが溜まると食生活が乱れやすくなります。
食はドーパミンを出しますので、脳が快楽を得ます。
だから、ストレスが溜まっている時はつい食べてしまうのです。
特に甘いものや油分の多いものを欲している時が要注意です。
ただ、無理に抑えるのもストレスでもあるので、ここが難しいところです。
私は食べるようにしています。
そうすると脳も体も満足するので、一旦際限なく食べてまた、通常運行に戻すタイプです。
そうでない場合は、1日我慢するようにしましょう。
長い期間を考えず、1日だけ摂らないようにしてください。
これをできるだけ毎日続けることをオススメします。
最後に‥と言ってもまあ、それができれば苦労しません。
私としては、ストレスの溜まっている自分をまず受け入れてほしいです。
片付けができない、ついつい食べてしまう。
そんな自分も受け入れてください。
ストレスが溜まっているから、今はセーブできていないということが理解できているだけでも違います。
あまり厳しくしすぎるのも長くは続きません。
長期的に続けるためにも、バランスをとりながらやっていくことが良いです。
無理はしないでください。
初任者・若手教員必見〜早くからスルースキルを身につけておこう〜
今回のテーマは、「無視」です。
どこの職場にもあり得ることではあると思います。
もちろん教員の世界にも。
そう、悪口や陰口です。
まず、反応しないようにしましょう。
仮に反応したら、「自分は反応してしまった」と声に出しても良いですし、心の中でも認めてください。
次にどうして反応してしまったのか考えをまとめてください。
できれば、紙に書き出すのが良いです。
それができたら、また最後、自分自身を認めてください。
「このような理由があったから反応してしまったのだ」だと。
もちろん声に出しても良いですし、心の中でも問題ありません。
これを繰り返せば問題ありません。
何より、悪口と陰口には関わらないようにしましょう。
自分自身も裏で、悪口と陰口を言われていますから。
それにそういう人に限って、あなたが悪口・陰口を言っていたと言いふらす可能性もありますから、本当に気をつけてください。
ですので、悪口・陰口には反応しない、参加しない、この2点だけは押さえておいてください。
この業界は狭いので、悪い噂はあっという間に広がります。
良いことだけに参加して、悪いことには関わらない、参加しない、これを徹底してください。